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親の介護で慌てないためにー いつから 考えておくか

   





近年、高齢者の交通事故、老々介護、認々介護、孤独死など、高齢者の厳しい現実を伝える報道が、多く見られるようになりました。

高齢の親を持つ人たちにとって、「介護」は大きな悩み事であり、人生の転機ともなる大きな決断を迫られるケースも少なくないように思います。

しかし、自分の親が年を取ることはわかりきっているし、「親はいつまでも元気ではない」ということぐらいわかっていながら、いざ現実を突きつけられると、多くの悩みを抱えてしまうことがほとんどです。

そんな親の介護について、いつから考えておくべきなのでしょうか?

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実家に帰ってみたら親が・・・

久しぶりに実家に帰省して、親の姿を見て「頭髪が真っ白になっている」「食が細くなった/痩せてきた」「動きが遅く体のあちこちが痛いと言い出した」といった現象を目の当たりにして驚きやショックを受けることがあるかもしれません。

そこで初めて「親は高齢者であり老人になりつつある」、ということを認識するとういう場合もあるのではないでしょうか。

そして、世の中で起こっている高齢者の事件や事故と同じようなことを、いつか自分の親がしでかしてしまうのではないかと心配になったりしますね。

また、いままで元気だった親が、病気やケガで急に入院することになった時は、症状が軽かったとしてもさすがの子も「親の介護」が頭をよぎることになるかもしれません。

親のことが心配になったり、親の日常に変化が生じたときが、「親の介護」を考える一つの節目ではないかと思います。

限られる選択肢のなかで

しかし、「介護」について調べていくと驚くほど選択肢が限られてくることに驚くかもしれません。

「施設に預ければ・・・」といいますが、これには「要介護認定」が必要で、介護度が高い人から優先されるため、多少の障害があっても自分で生活できる場合は、自宅療養が基本となるようです。

また、「お金さえあれば民間の施設に・・・」と考えるかもしれませんが、民間施設も経営難であり、うまくいっている施設は、それなりに利用者から利用料を徴収しているのが現実のようです。

そんな施設に預けようとしても、年金や一般的な生活水準では到底間に合わないのが現実といえるでしょう。

さらに、介護を専門とする医師や職員の人材不足、介護職員の薄給、人口統計的に高齢者は減少することはわかっているので、施設自体を容易に増やすこともできない現実ということもあります。

そして現役世代の減少による税収の減少など、介護に関わる国・自治体・医療・介護といった様々なリソースの限界が実際問題となっているのは、介護について調べ始めればすぐにわかるでしょう。

このような現実を目の当たりにすると、多少の苦労があっても自宅で面倒を見ていたほうが、介護される親も介護する子も気が楽だ、 という結論になることが多いようでもあります。

しかし、これは個々のケースや家族の状況などによって、できる場合とできない場合が分かれてきます。

可能であるとすれば、介護する現役世代の子は今の仕事や生活を手放して、実家に戻るという選択肢を遅かれ早かれ選ばざるを得ないということも生じるかもしれません。

親の近くに住むということを、将来的に考えている人は、「親が心配だ」と感じたら、「実家に戻る」という最終的な決断に向けて、できるだけ早く準備を進めたほうが良いでしょう。

親を介護し、親を援助するのが親孝行だと考えるならば、仕事環境や生活環境が変わったとしても、後悔はなく正しい選択だったと思いたいものです。

結論(まとめ)

自分の親の介護については、いまの介護福祉の問題が明らかになっているなかで、厳しい現実があるということは、だれしもある程度認識しているかもしれません。

自分が我が子に介護される時代を考えると、晩婚化、高齢出産、生涯独身、といった世代が変わるごとに変化する価値観のなかで、介護の問題はますます難しくなっていくことは、想像に難くありません。

さらに、今の高齢者は寿命を迎えて、減少傾向に転じることになったとしても、その先は今の現役世代が高齢者となる時代が訪れることになります。

「生涯独身の高齢者」「子供がいない高齢者」といった、身寄りのない高齢者が増えてくるのではないかと思うと、「介護は身内で何とかしなければいけない」という考え方を根本から変えていく必要に迫れているところですね。


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