さて、先回経過観察となったgunjooの子宮筋腫ですが、どうなったかのご報告・・・
6ヶ月ごとの検診はまじめに受けていました。
でも50代って、微妙なところでこの子宮筋腫をどうするか?正直迷いました。
俗に言う更年期の年代でもあり、閉経すれば筋腫は小さくなっていく場合があります・・・と言われるとたいていの方は、手術はしたくないでしょうから、あと1,2年待ってみようかな~という気になるのではないでしょうか?
私もやはり、その時は手術の選択肢はなく、ただ漠然とこのまま終わってくれればいいなと思っておりました。
子宮筋腫の治療にもいろいろありまして
子宮筋腫の治療法には、いくつかの選択肢があります。
- 日常生活にさほど支障がなければ、そのまま経過観察しながら閉経を待つ
- 手術をして(腹腔鏡または開腹手術)筋腫核だけあるいは子宮全部を摘出する
- MEA…「マイクロ波子宮内膜アブレーション」というマイクロ波で子宮内膜を焼灼(しょうしゃく:焼くこと)して組織を凝固・壊死(えし)させ、月経による多量の出血を抑える治療法
患者さんの年齢や、妊娠を希望するか、子宮筋腫の大きさや数などいろんな要素で、必ずしも自分の望む治療法が選べるわけではありませんが、私の場合は上記のどれも選択できる状況でした。
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さて、どうする?
当時は、生理も不順で(というより2,3ヶ月に1度定期的にあったかなという感じ)なったときには、1、2日目に一挙に大量出血をするというパターンが続いていました。
その間、じわりじわりと大きくなる筋腫…。
最初の診察から6ヵ月後には、4cmから4.5cmと5ミリ大きくなり、さらに6ヶ月後にはまた5ミリ大きくなるという感じの進行状況です。
閉経するまでは、ホルモンの関係上どうしても成長してしまう筋腫ですが、4センチや5センチ程度では(人にもよりますが)日常生活にあまり影響しないので、それほど気にしない人が多いのではないかと思います。
ただ、私が一番困ったのは、
- いつ出血し始めるか分からないので、絶えず生理用品を持ち歩かないといけないこと
- 筋腫の成長とともに、出血量もさらに増えていき、普通の生理用品では対応できなくなったこと
こういったことでしょうか。
経過観察を始めて、1年後くらいには生理が始まると、1、2日目にはドドッと出るので、着ているものが汚れないか、気が気ではありません。
どれくらいの量かというと、家にいるときなら大人用のオムツの中パッド(長さ49cm×幅21cm)を10分おきくらいに3回は取り替えないといけない状況でした。
とてもふつうサイズのものでは間に合わないばかりか、家にいる時ならまだしも仕事中になったら、大変です・・・
そんな状況でしたが、それでも1週間から10日したら、何とか乗り切って、次は2、3ヵ月後までまあまあ普通に生活できるので、我慢していたのです。
MEA(マイクロ波子宮内膜アブレーション)
そのころ、たまたまネットで調べていたところ、MEAというマイクロ波で子宮の内膜を焼却して、過多月経の出血を止める方法を見つけました。(ただ妊娠を希望される方にはできませんが…)
入院は1泊2日、最近保険も使えるようになったとあって、これはいい!と思いました。
しかし、まだMEAの施術ができる病院が、そんなに多くはなく自宅から一番近いところで、大阪市東淀川区の病院・・・。
でもまあ、一度診察してもらう価値はあるかなと思い、2時間近く電車を乗り継いで行ってみることに。
診察していただくと、私の場合リュ-プリンというホルモン注射で、筋腫を小さくしてからでないとMEAの手術は受けられないようでした。
リュープリンでホルモンの分泌を抑え、生理を止めてまず筋腫を小さくします。
しかし、この注射初めて打つ場合は、生理の1~5日目までにしなければならず、診察に行った日にはできませんでした。
その上、保険適用しても1回1万円以上の費用がかかりますし、最低3回は注射しなければなりません。
人によっては、ひどく副作用に悩まされると聞いて、怖くなったのもあり、この治療法は断念しました。
やっぱり、閉経までもう少し待ってみよう・・・そう結論したのでした。
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