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中性脂肪とコレステロールはどう違う?高いと危険なのはどっち?

      2016/05/02





会社の健康診断や市民健診などで、血液検査をしたら「中性脂肪がちょっと高いですね」とか「コレステロール値が高めですよ」といわれる人は大勢いますね。

しかし中性脂肪とコレステロールはどう違って、体にどう影響するのか。 ???という方もいらっしゃるかもしれません。

ではその点をみてみましょう。

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中性脂肪とは?

別名「トリグリセリド(トリアシルグリセロール)」と呼ばれ、人間のからだを動かすエネルギーのもととなる物質です。体内に取り入れられた脂質は、小腸から吸収されます。

そして体内の生命維持に使われますが、あまったエネルギーは中性脂肪として蓄えられていきます。中性脂肪は生命維持に欠かせないだけでなく、内臓を守り体温を一定に保つ働きもあります。ですからある程度は、必要なものなのですね。

 

中性脂肪が高いと何が悪い?

中性脂肪の値が高くなるとどうなるのでしょうか?

いろいろ身体によくなさそうだと思う人は多いでしょう。

中性脂肪が多くなると、脂肪肝の状態になっていきます。だんだん肝臓の機能が低下してしまって、肝硬変や肝臓がんになる可能性が高くなります。

また中性脂肪の値が高くなると、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増やしてしまい、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を減らしてしまいます。

結果として、LDLコレステロールが血管にたまるようになり、血液がドロドロ状態に…。そして動脈硬化を引き起こして、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの病気になる可能性が高くなるのです。
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中性脂肪値が上がる原因

生活習慣が大きな要因です。

  1. 過食
  2. 運動不足
  3. アルコールの取り過ぎ
  4. 遺伝的な体質

このうち、1と2の過食と運動不足が最も影響が大きいといえます。中性脂肪は、余ったエネルギーが蓄積されるわけですから、食べ過ぎてエネルギーが過剰になり、運動してそのエネルギーを消費しないと数値はどんどん高くなります。

アルコールは、中性脂肪を分解する酵素(リポたんぱくリパーゼ)の働きを低下させるので、中性脂肪を高くします。

 

コレステロールとは?

コレステロールには、HDLコレステロール(善玉コレステロール)とLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の2つがあることは、みなさん知っておられますよね。この2つは違う働きをします。

まず、善玉コレステロ-ルは、使われなくなった余分のコレステロールを回収し、肝臓に持ってかえってくれます。つまり不要コレステロールのおそうじ屋さんといったところです。

そして動脈硬化を防いでくれるすぐれもの。善玉といわれるゆえんです。

次に、悪玉コレステロール。これは肝臓から体内にコレステロールを運ぶ働きをします。しかし悪玉コレステロール値が高いと、血管を詰まらせて動脈硬化を起こすことがあるので悪いとされています。でも、悪玉=悪者というわけではありません。

悪玉コレステロールも適度になかったら、生命維持ができないのです。ですから血中コレステロールは正常値内であれば、悪くはありません。

 

コレステロール値が上がる原因

  1. 遺伝
  2. 他の基礎疾患や薬の副作用
  3. 生活習慣によるもの

このうち、圧倒的に多いのが3の生活習慣が原因とされるものでしょう。やせているから大丈夫というわけではありません。若者ややせている人でも、脂質異常になるケースが増えています。

運動不足や食生活が不規則な人は気をつけましょう。

 

まとめ

中性脂肪は、簡単にいうと蓄えられたエネルギー。

コレステロールは、細胞膜やホルモンなどの生体構成原料。

どちらが不足しても、多すぎても病気を引き起こす原因となります。そして中性脂肪は、悪玉コレステロールを増やし善玉コレステロールを減らしてしまうという関係があります。

ですからこの2つのどちらの数値が高いとかよりも、セットで考えるべきでしょう。中性脂肪やLDLコレステロール値が高いのを高脂血症といいますが、たいていの場合は食事や運動などの生活習慣を改善するとコントロールは可能です。



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