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便秘の解消にどんな薬?合わないものは逆効果?

      2016/05/21





慢性の便秘の人は、何とか解消法はないものかと日々探していますよね~。

今日は出るか、明日は出るか?でなかったらどうしよう…と悩むのもゆううつです。-shared-img-thumb-OZP85_yabeeonakaitai_TP_V (320x213)

また毎日排便があっても、そのたびに固くて苦労するとか、痛いとかであれば何とか解決したいものです。多くの方が考えるのが、まず薬で…という方法。便秘薬ですね。

でもいろいろあって、どれを選べばよいか分からないという人も多いのでは?

便秘薬の種類と効果、注意点についてみてみましょう。

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便秘薬の種類

便秘薬は大きく分けて3つあります。

①刺激性下剤

②緩下剤(機械性下剤)

③漢方薬

〈刺激性下剤〉

大腸または小腸に刺激を与え、腸の働きを高め排便を促す薬です。最近は大腸を刺激するタイプの下剤が多く使われるようです。

  • 大腸刺激するタイプ…

センナやセンノシドダイオウなどが代表的。市販の薬で多いタイプです。

効果は6~8時間であらわれることが多く、夜飲んで朝に便を出したい時に使うとよいでしょう。

これらはけっこう強力に効きます。

たいていの常習便秘の方はこのような薬を飲まれたことがあるでしょう。

でも…注意点があります。

     ※注意点…効く便秘薬だからといって、毎日のように飲んでいると、効かなくなってきて

1錠だったのが2錠3錠飲まないと出なくなってしまう可能性があります。

薬の刺激がないと、腸が動かなくなってしまうのです。

ですから、依存症になってしまわないようにしなければなりません。

妊婦または妊娠していると思われる女性は、流産・早産をひきおこす

リスクもあるので注意が必要です。

  • 小腸を刺激するタイプ…

小腸を刺激するものには、ヒマシ油という瀉下成分がありますが、急激で強い作用があります。

2~4時間で効果が現れるようですが、使い方には少し注意が必要でしょう。

悪心や嘔吐のある人、妊婦や母乳を与える女性は使用を避けてください。

3歳未満の乳幼児にも飲ませることはできません。


〈緩下剤・機械性下剤〉

便の水分量を増やしてやわらかくし、排便しやすくする薬です。

効果は比較的穏やかで、市販薬にも含まれています。

  • 無機塩類…

酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウムなどの成分。

腸から水分が吸収されるのを抑え、便をやわらかくします。

※注意点…腎臓に疾患のある人では、高マグネシウム血症を起こしてしまうことが

あります。ふらついたり、不整脈になることもあるので注意が必要。

心臓に疾患のある人も、医師や薬剤師に相談しましょう。

  • 膨潤性瀉下成分…

水分を含んで腸の中でふくらむことにより、便のカサをふやし軟らかくして排出しやすくする薬です。

カルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム、プランタゴ・オバタ種子または種皮など。

12~24時間で効果があらわれるようです。

飲んではいけない人は特にないようですが、十分な水分と一緒に服用することが、効果を高めるコツ。

  • マルツエキス…

麦芽糖が主成分。腸内細菌が糖を分解する時にでるガスによって、排便を促す薬です。

穏やかに作用するため、乳児や子どもに使用される。

1時間~3日で効果。

 

〈漢方薬〉

便秘に漢方薬って効くの?と思われるかもしれません。

漢方薬は、その人の体質に合わせてそれを改善し、症状を治すという考え方なので、便秘=○○の漢方薬ではなく、自分がどんなタイプの体質かをまず考えます。

そのため、便秘を改善しようとして服用した漢方薬が、便秘だけでなく肩こりや虚弱体質にも効いた!というようなうれしい結果もあるかもしれません。

そして漢方薬はある一定の期間、継続的に飲むことで効果をひきだしていきます。一時的にではなく根本的に体質改善に取り組んでみたいという方にオススメです。

ただ、素人判断で選べない要素もあるので、漢方薬を扱った医療機関にいくといいでしょう。最近は、保険がきく漢方薬の種類もふえていますから…。

ここでは、便秘によく使われる漢方薬をいくつか紹介します。

  • 大黄甘草湯

中間的な普通の体力をもつ人が目安ですが、体力のあるなしにかかわらず幅広く使われるようです。

大黄は強力な下剤作用があるので、体力の低下した人や冷え性の人、高齢者などは作用が強すぎて不向きです。

  • 麻子仁丸

体力がややふつう以下の人向きです。高齢者にも用いられます。

コロコロとした固い便がでるひとなどによいといえます。

胃腸が弱くて、下痢しやすい人には向いていません。

  • 潤腸湯

麻子仁丸よりさらに体力のない人向きの薬です。大黄の作用をマイルドにする生薬が一緒に配合されています。便をやわらかくし、腸の動きも促します。コロコロ便のかたにもよいでしょう。

ただ、高齢者に用いられることが多く、若い人にはあまり使用しません。

  • 桂枝加芍薬湯

体力がふつう程度以下の人で、手足が冷えるという人向きです。からだを温める作用があるので寒がりで、夜間によく小便に起きるという人にもいいようです。

お腹が張って、腹痛などを伴う便秘の人におすすめです。

 

まとめ

ひとくちに便秘といっても、年齢、性別、体質、便秘のタイプなどが違っています。

また、安易に薬に頼りすぎるのもよくないようです。

それをふまえた上で、自分にあった便秘薬をうまく活用しましょう。

薬を買う時に、薬剤師や登録販売者にたずねてみてアドバイスをしてもらうのも方法ですね。

しかし、持病がいろいろある場合は、飲んでいる薬との相互作用もありますので、医療機関にいくのが最善でしょう。



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