子どもたちにはそれぞれ個性があります。
手先が器用な子もいれば、運動が大好きな子もいますね。
夏休みの自由研究は、その子が興味を持てるものから、自然に選んでみると良いのではないでしょうか?
同じテーマで研究や工作をしても、それぞれ違った観点で自由研究ができあがるのもおもしろいところです。
では、小学校低学年でも取り組めそうな、自由研究のアイデア第2弾です。
回る回る「山手線ペーパークラフト」
小学1年の時、息子が夏休みの自由工作で作った作品を紹介します。
ペーパークラフトと、電車が好きな息子は自分で考えて手作り装置を作りました。
どんなものかというと・・・ 土台となる厚紙にコンパスで円を描きます。
山手線をイメージしたので、駅の数だけ中心から円グラフのように等分して線を書きます
(このひとつひとつに後で駅名を記入します)。
次に上の部分の厚紙を用意します。これは先ほど描いた円と同じ大きさに切ります。
そして、ひと駅分駅名がのぞけるようにカッターでまどわくをあけます。
カッターは私がやりました。
文具のひとつで、穴をあけた画用紙に差し込んで、足の部分を広げるという金具が以前あっ たのですが…、今もあるのでしょうか。
それを使って2枚の画用紙を、中心を合わせてとめます。
丸い上の厚紙には、山手線をイメージした電車の工作を貼り付けます。
何も考えずに、息子は穴をあけたまどわくとは反対の方向に貼ってしまいましたが。
最後は、電車の工作をつまみ代わりにしてひとつずつ回しながら、穴の開いたところに間違えないよう駅名を書いていけば完成です。
つまみになるため、電車の工作はできるだけ丈夫に作りました。
色を塗った後、セロハンテープで覆ってコーティングです。
学校ではウケたらしく、みんなが触ってグルグル回して遊んでくれたそうです。
壊れる寸前って感じで戻ってきました。
そんな息子は、今は高校生です。
品川と田町の間に新しい駅ができますね。
30駅になる山手線が楽しみです。
ツバメ・昆虫などの観察日記
私が小学生の頃に、自由研究の内容なんですが。
実家には、車庫がありました。
その車庫に毎年、ゴールデンウィーク付近になると、ツバメが巣を作りに来てました。
ズバリ、ツバメの成長記録です。
卵から、雛が孵化して、夏に向けて、羽ばたいて行く様子を、写真で、撮影して。
成長の様子を記録するって感じにしましたよ。
何でも良いかと思います。
生き物なら!カブトムシ、カマキリ、セミ等、夏の虫は、たくさんあるかと思います。
男の子にはおすすめかと、思います。
女の子なら、ちょっと抵抗があるかもしれませんが。
低学年ならではの研究じゃないでしょうか?
水が綺麗な田舎の方だと、田んぼに蛍がいると思います。
女の子なら、蛍捕まえてきて、調べてみるのも良いかもしれませんよ。
星座を調べるのも、アリじゃないでしょうか。
夏の星座を。星を写真で取るのは無理かと思いますが、本に付いてるものを、コピーして等。
女の子なら、おすすめです。
野菜を植えて、プランター等や畑等で、観察日記も良いかと、思います。
どの位で、芽が生えて、野菜になるとか!キュウリ、トマト等。
夏野菜は、たくさん有るかと思いますし。家計にも優しいですし、一石二鳥ですよ。
もう、1つ有ります。テレビで、見たこと有るのですが、うずらの卵が、スーパーで売ってるので、それを買ってきて、ふ化させる方法です。
一匹、2匹孵化します。何か、蓋付きの容器に、タオルなど敷いて二週間暖めます。
孵化しますよ。
その他のアイデア
●月間カレンダー製作はどうでしょうか?
12枚の大きめの画用紙にそれぞれの季節の絵を描いてもらったり、家族イベント(帰省とか・・・)を書いたり、意外に大変ですが、楽しいですよ。
「お花見」とか「花火大会」とか、お絵かきが大好きなお子様はのびのび描けますし、ますます季節行事を楽しみになれます。
●草木染とかもどうでしょうか?
手頃な材料なら、たまねぎの皮でも染まりますし、紅茶の色とかもとてもいい色が出ます。
お母さんは白いハンカチを用意しておくだけです。
あるいはあえて、お子さんが汚してシミになって取れない服を、ハンカチ状に切って縫って、染めてもらってしまうのもいいですよね。
●あと自由研究というよりは、レポート用紙2枚分の内容になりますが、一年生の子に書かせる「これからの人生の計画表」。
大きな夢が書いてあって、お父さんお母さんが楽しめそうです。
「小学2年生・・・100人出来た友達が、毎日遊ぼうと家にきて忙しいです」
「中学1年生・・・素敵な彼氏が出来ました。お父さんお母さんには秘密です」とか。
まとめ
要は、立派な作品または研究レポートを仕上げなければ・・・と考えすぎないことだと思います。
10人いれば、それぞれのオリジナル作品を楽しみながら、作ってみましょう。
きっといい思い出になると思います。
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